プロフィールの「良い書き方」は別の記事で紹介しましたが、実は改善効果が大きいのは、良い要素を足すことより悪い要素を消すことです。読んだ瞬間に候補から外されるNGプロフィールを、実際によくあるパターンで紹介します。自分のプロフィールと照らしながら読んでください。

一発アウト級のNG
1. ほぼ空欄・一行だけ
「よろしくお願いします」のみ。これは「真剣に探していません」という宣言として読まれます。どれだけ写真が良くても、真剣な相手ほどここで引き返します。書く内容に迷うなら、型に沿って埋めるだけで上位3割に入れます。
2. ネガティブ開幕
「こういうアプリは初めてで慣れてません」「どうせ会えないと思ってますが」「モテたことないですが」——謙遜のつもりの前置きは、全部が言い訳と自信のなさに変換されます。不慣れはわざわざ書くことではありません。
3. お客様気質
「メッセージが続かない人は無理です」「奢られて当然と思ってる人はお断り」「年収〇〇以下の方はごめんなさい」——お断りリストが並ぶプロフィールは、リストに該当しない人まで遠ざけます。理由は単純で、「この人は減点方式で人を見る人だ」と伝わるからです。条件は検索設定でやる。文章には書かない。これが鉄則です。

写真:Shixart1985 / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)
じわじわ効いてくるNG
4. 抽象ワードの羅列
「映画・音楽・カフェ・旅行が好きです。優しい人だと言われます」——嘘ではないのでしょうが、これは日本人の過半数に当てはまる文章です。誰にでも当てはまる文章は、誰の心にも掛かりません。固有名詞と数字を1つずつ足すだけで、この問題は解決します。
5. 自分語りの長編
生い立ちから転職歴、価値観の変遷まで1,000字超え。熱意は伝わりますが、初見の相手には重すぎます。プロフィールは自伝ではなく、会話のきっかけ集です。600字を超えたら削ってください。
6. 皮肉・斜に構え・内輪ノリ
「真面目に書くのが恥ずかしいので適当に書きます」「〇〇(ネットスラング)な人です」——照れ隠しの斜め姿勢は、文字だけの世界では単なる不真面目に見えます。対面なら笑いになる自虐やノリも、初見の文章では事故率が高い。素直に書くのが結局一番強いです。
7. 矛盾している
「気軽に会いましょう」と書いてあるのに結婚観は「すぐにでもしたい」。写真は登山なのに趣味欄はインドア。小さな矛盾は「どれが本当?」という不信につながります。書き終えたら、項目と文章と写真の整合を一度チェックしてください。
写真側のNGも再掲
文章が良くても写真で落ちるパターンは写真の記事に詳しく書きましたが、特に多い3つだけ再掲します。①過度な加工・数年前の写真、②サングラス・後ろ姿などの顔隠し、③異性の影がある写真。この3つは文章のNGと同じく、一発アウト級です。
セルフチェックリスト

- 400〜600字に収まっているか
- ネガティブな文・お断りリストがゼロか
- 固有名詞か数字が3つ以上入っているか
- 読んだ人が質問できる「取っ掛かり」があるか
- 項目・文章・写真の内容が矛盾していないか
- 読み返して、自分がこの人にメッセージを送りたいと思えるか
最後の項目がいちばん大事です。自分で読んで魅力を感じない文章が、他人に効くことはありません。
まとめ
NGプロフィールの共通点は「空欄・ネガティブ・お客様気質・抽象・過剰・矛盾」。裏返せば、埋めて、前向きで、対等で、具体的で、適量で、一貫している文章が勝ちます。特別な文才は最後まで必要ありません。悪い要素を消すだけで、あなたのプロフィールは市場の上位に入ります。


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