マッチングアプリでは、いいねの数やマッチ率が数字で見えるぶん、「自分は平均以下なのでは」と落ち込みやすいものです。でも、その数字は何と比べているのでしょうか。この記事では、いいね数の現実的な相場感と、数字に振り回されないための考え方を整理します。

大前提:いいね数の「平均」は当てにならない
まず知っておくべきは、公開されている「平均いいね数」の類は、条件がバラバラで参考にならないということです。いいね数は、性別・年齢・地域・アプリ・写真の質で大きく変わります。特に男女差が極端で、女性は数十〜数百、男性は数個〜数十というように、そもそも土俵が違います。だから他人の数字と比べること自体に、あまり意味がありません。

写真:Shixart1985 / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)
男女で「数字の意味」がまるで違う
女性の場合
女性はいいねが多く集まりやすいですが、数の多さは目的の一致を意味しません。女性向けの記事で書いたとおり、大量のいいねから本物を選び出す「絞り込み」こそが課題です。いいね数の多さに一喜一憂するより、質を見極める目を磨く方が実りがあります。
男性の場合
男性はいいねが少なくて当たり前の構造です(男性向けの記事)。数個〜十数個でも珍しくありません。だから男性は、いいね数そのものより「送ったいいねがどれくらいマッチにつながるか」を見る方が実用的です。
数字を見るなら「他人比較」でなく「自分の変化」

いいね数の正しい使い方は、他人と比べることではなく、自分の改善の効果測定です。
- メイン写真を変えた → 2週間後、いいね/足あとの増減を見る
- 自己紹介文を直した → 反応の変化を見る
- いいねの送り先を変えた → マッチ率の変化を見る
この「自分比較」なら、数字は落ち込みの材料ではなく、改善のフィードバックになります。いいねが増えない記事とマッチしない原因の記事で書いた「1ヶ所ずつ変えて検証」を回すための計器、それがいいね数の本来の役割です。
数字に潰されないための心構え
- いいね数は「魅力の点数」ではない:写真の写り・アプリの相性・タイミングの合成結果にすぎません。人間としての価値とは無関係です
- 見る頻度を減らす:毎日数字を眺めると、増減でメンタルが削れます。週1回の定点観測で十分です(アプリ疲れの記事)
- 必要なのは「1人」だけ:最終的に必要なのはたくさんのいいねではなく、良い関係になれる1人です。数を集めるゲームだと勘違いすると、疲れるだけです
いいねが本当に少なすぎるときは
とはいえ、あまりに反応がないなら改善の余地があります。チェックする順番は決まっていて、①露出(ログイン頻度・項目の充実)→②メイン写真→③プロフィール文→④送り先、です(いいねの記事に詳細)。それでも動かないなら、市場(アプリ)そのものが合っていない可能性が高いので、選び方から見直してください。
まとめ
いいね数は「他人と比べる点数」ではなく「自分の改善を測る計器」です。男女で意味が違い、条件で大きく変わるので、平均との比較に意味はありません。数字に潰されず、数字を道具として使う。最後に必要なのは、たくさんのいいねではなく、たった1人の良い出会いです。


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